ホーム  >  学会について  >  理事長挨拶

理事長挨拶

日本マススクリーニング学会の役割


日本マススクリーニング学会
理事長 山口清次
(島根大学医学部小児科)

 知らずに放置するとやがて障害が出るような病気を、ほんの少しの血液を検査して、赤ちゃんのうちに見つけて障害の発生を防止する事業を「新生児マススクリーニング」といいます。この事業は、先進国を中心に普及していますが、あるとないとで患者の予後は大きく異なります。「マススクリーニングは、tax eaterをtax payerに変える」といわれ、大変優良な公衆衛生事業といわれています。
 症状の出ていない赤ちゃんの時期に病気を見つけて、症状が出ないようにする事業ですから、患者家族にとっては「この子は本当に病気なの?」と思われることもあります。最近タンデムマス法という検査技術がこの事業に導入され、対象とする病気の数は従来の6疾患から19疾患に増えました。これにともない障害発生から免れる小児の数も拡大します。
 一方、対象となる病気は聞いたことのないような稀少疾患ですから、小児科専門医でも、戸惑わうかもしれませんので、発見された患者家族にとっては、不安で、孤独感を感じられることも多いと思われます。
 日本マススクリーニング学会は、マススクリーニングの検査技術、診断、治療方法、あるいは臨床的効果などについて研究している人たちの組織です。マススクリ―ニングで陽性が指摘された時、どうすればよいのか、診断までにどのような検査が必要なのか、どのように治療されるのか、将来どうなるのか、稀少疾患を研究している機関はどこにあるのか、同じ病気の患者家族と交流したい、あるいは、病気に関する最新の情報を知りたいなどの希望をお持ちになることがこと多いと思われます。
 このような不安や疑問に応え、正しい知識を普及するために、このホームページが役立つことを祈念しています。

お問い合わせ

学会へのお問い合わせは下記へお願いいたします。

=03-3354-2070

受付時間:平日10:00~17:00

WFAX 03-3354-2017

F  info@jsms.gr.jp

WEBからのお問い合わせ